東京から香川へ戻った翌日。澄香は航平に誘われ、地元でも知る人の少ない「志保山の風穴」へ向かいます。
真夏の登山道を抜けた先に待っていたのは、苔むした石垣と、十五度の冷たい風。見えない風を確かめるために持ってきた風鈴が、静かな森で一度だけ音を落とします。
涼みに行っただけのはずなのに、なぜか心だけは熱いまま。
幼なじみ二人の、少し不思議な“ひやあつ”の一日です。
東京から香川へ戻った翌日。澄香は航平に誘われ、地元でも知る人の少ない「志保山の風穴」へ向かいます。
真夏の登山道を抜けた先に待っていたのは、苔むした石垣と、十五度の冷たい風。見えない風を確かめるために持ってきた風鈴が、静かな森で一度だけ音を落とします。
涼みに行っただけのはずなのに、なぜか心だけは熱いまま。
幼なじみ二人の、少し不思議な“ひやあつ”の一日です。